私が一番好き!と言える言葉の強さに裏付けされた自信、それをまざまざと感じることになるでしょう。
カットするべきところが正直あまり見当たらないほどの、パンチラインの連続。

世界よ、これもファンだ。


こ…こちょこぼ さん
ふ…ふじーよしたか(音楽八分目)



ふ  よろしくお願いします。まずはインタビューを読んでくれる方のために、簡単な自己紹介をお願いします。

こ  20代後半です。靖子ちゃんの一個下で。普段は新宿で保険会社の仕事をしています。

ふ  録音外で音楽についてのお話をしてたんですけど、元々バンドのスタッフをやってらしたんですね。

こ  そうです。ファンからスタッフになったんですよ。その人たちに命を救われて、それで追っかけをしてたんですけど、何か恩返しをしたいと思って。それで上京してきたんです。

ふ  まま、まじっすか!それで上京。

こ  東京のバンドだったので。もうクソ田舎みたいなところに住んでたんですけど。 マジで知名度低すぎて、その田舎!笑
そのバンドのファンの人たちとも超仲良かったんです。でも私がスタッフになったことによって、そのファンの人たちが敵に回ったんですよ。
で、2ちゃんねるとかにめっちゃ書かれちゃって。笑

ふ  「なにあのオンナまじうぜえ」みたいな?

こ  そうそう!笑 男しかいないバンドなんで、ファンからしたらほんとにムカつく、あいつがいるんだったらCD買わねぇみたいになっちゃって。

ふ  ありますよねぇ、そういうの。

こ  それがあってからライブハウスにいる人が全員大っ嫌いになって、今までメールでやりとりしてライブハウスで遊んでたりしてたコたちも全部縁が切れちゃって。

ふ  いやぁ…まあそうなりますよね。

こ  メンバーにも叩かれたりもしたんですよ。 2ちゃんねるで私が叩かれてても、「全然気にしてないし!」みたいな感じでふざけてたんです。本当は泣いてたんですけど。
でも「お前バンドがこんなことになってんのになにチャラチャラ笑ってんだよ」みたいに言われちゃって。笑
そういうことや色々あってスタッフを辞めることになって、そこから音楽も聴かなくなっちゃったんですよ。 

ふ  せっかく上京したのに!もう拒否反応ですよね。

こ  歌を歌ってる人たちに対しても不信感が出来ちゃって。 友達仲間大事とかそういう熱いバンドとかもう全部嘘だって。
そんなときに、友達の結婚式でライブハウスに呼ばれて。結婚式は行きたいけど、ライブハウスは行きたくない…だけどむりやり行ったら、そこであるバンドが歌ってて…。
あ、これ靖子ちゃんとの出会いのきっかけですからね!すいません!長い!笑

ふ  あぁ、はいはい!笑

こ  その人たちの音楽はなぜかすっと入ってきたんです。で、その人たちが下北でライブやるってことを知って。何年かぶりに頑張ってライブハウスに行った先に靖子ちゃんがいたんです。

ふ  対バンしてたと。

こ  そうなんです。そのときは四人体制のピントカ(大森靖子&THEピンクトカレフの結成初期)で。女の子が歌ってるの好きなんで(めちゃ女の子好きなので)それだけで見てたんですけど、 度肝を抜かれて。

ふ  初めての大森さんはピントカだったわけですね。その前は大森靖子っていう名前は…?

こ  全く知らなかったです。 「良かったです!」ってライブの感想を伝えようとしたら、「あたし昨日睡眠薬飲んだけど寝れなかったんだよね」って話をしていて、その日は話しかけず…笑
もうYouTubeで漁りはじめて、どんどん 沼にハマっていきました。



〜大森靖子という人間がどうしても好き〜


ふ  普段音楽は…聴くんですか?

こ  音楽は、本当に結婚式で見たその某バンドと靖子ちゃんしか聴かないです。

ふ  そこから広がってったりはしなかったんですね。

こ  しなかったですねぇ。

ふ  ライブから惹かれることが多いんですか?あんまり音源を聴かない感じのような。

こ  間違いなくライブですね!音源は普段あんまり聴かないんですよね。

ふ  大森さんには即ハマった感じですか?

こ  いや、徐々に。YouTubeだと短いのしか無かったからCD聴きたいんだけど、まずどこで買ったらいいか分からなくて。
『魔法が使えないなら死にたい』が出るちょっと前くらいだと思うんですよ。『PINK』は 出てたし、ライブ盤も出てたんだけど、(ライブハウスでは)買えずにそのまま帰った感じで。 
そこからしばらくしてまた新宿JAMで見たんですよ。その時(大森さんのライブ)に私号泣して…笑 最前で見てたんですよ。

ふ  二回目で最前。

こ  そうなんです。 すごい号 してるのを見て、靖子ちゃんがマイク越しに私の目をみて「可愛い」って言ってくれたんですよ。ハートぶち抜 かれて。うおぁー!みたいな。笑

ふ  それ、なんで泣いてたんですか?

こ  綺麗事言ってないなこの人って思って。
今まで音楽に裏切られたみたいな所があったので、音楽は綺麗事っていう前提があってみんな歌ってるの全部嘘!って思ってたんですけど、この人本気でこの事言ってる!って思って、そこに感動したんです。
感情もすごいし、歌詞がどんどん突き刺さってきて、それで溢れて泣いちゃった感じです。 毎回泣きますね…今でも。
ライブ終わりに物販があって、それで今度こそ感想を言いに ったと 、泣きすぎて喋れなくて。
そしたら麗に並べてた物販を全部片付けて、抱しめてくれて耳元で「外に出ようー」って言ってくれて一緒に外に出たんです。ライブ終わってそこからの物販って一番大事じゃないですか。買いたい人いるし、売りたいし、なのに外で三十分くらい話して。 
過去にこういうこと(バンドのいざこざ)があったけど今日観れて良かったっていうことを話して、靖子ちゃんもうんうんってずっと聴いててくれて。
それは本当に、今でも忘れられない!

ふ  …ちょっと鳥肌立ちました。

こ すごくないですか?それが靖子ちゃんの人間性!っていうか。普通物販片付けてまで話聞かないと思う…。 
音楽はもちろん好きなんですけど、大森靖子っていう人間がどうしても好きなんです。



〜私が靖子ちゃんのこと一番好き!〜


ふ  大森さんの真似を色々してるという話を事前に聞いてたんですけど…。

こ  大森靖子になりたいっていう感情が若干あるんです。絶対なれないんですけ ど。
でも『かけがえのないマグマ』とか読んでいても、過去とか一緒なんですよ。
地元に対する 感情も全く一緒で、どんどん"あなたは私だ"が積もっていくというか、"私が思っていることを歌っている"って思ってしまって。
愛媛がぬるいところだって言ってるけど、私の地元もそうで。一緒なんですよね。
そこではじめたのが靖子ちゃんと同じ場所に行って同じポーズをして写真を撮るっていう…。
そうなると、ここまでやっている人みたことない!私が靖子ちゃんのこと一番好き!みたいな変な気持ちが芽生えちゃって。笑

ふ  てめえらまだまだだと。笑

こ  そういう黒い感情に行き着く。笑
漆黒の闇なんで。闇属性なんで。

ふ  で、今もそれが続いてるわけですよね。

こ  続いてます続いてます。

ふ  過去そこまでなったことってあるんですか?

こ  無いんですよ!そこまでいったことはない。

ふ  じゃあまさに沼に。

こ  底なしの沼に…。 重い想いなんですよ。靖子ちゃんにそう言われたから使ってるんですけど。

ふ  あっ、話はしてるんですか?

こ  いや、靖子ちゃんに対する気持ちをラジオにメッセージでぶわーーって書いて、それを送ったらそのコメントが「重い想い…だね…!」って。







大森靖子への愛も想いも私の表現の仕方になるんですよね


ふ   なぜそこまでして大森さんを追うんですかね。

こ   一番好きって感情を自分の中でどうやって表現しようかって。もう抑えられないんですよ。音楽聴いて、ライブ行って満足!ができない。
大森さんって道重さゆみさんの事好きじゃないですか。街の匂いとか全部教えてって、それ!
だから靖子ちゃんの日常生活まで全部知りたいというか。部屋のインテリアも全部一緒にしたいくらいなんですよ、本当は。

ふ   それが自分の表現になるってわけですよね。

こ   そうです。

   ら、って自分を無くしていくことないなって思うとすけど

こ   だから個性が無いってことですよね。

ふ   そう、コピーってことだから。でもそれは違うんですね?

こ   私の中の表現の仕方がこうなんです。 大森靖子への愛も想いも私の表現の仕方になるんですよね。

ふ   あー、重い!笑

こ   重い!笑

ふ   でも理にかなっているというか。コピーはコピーだけど、筋が通ってると思います。
過去の裏付けもあると思うんですよね、一番最初にお話してくれたあの経験があるからこそ…ブレてることをブレないというか。

こ   そうですね。笑
だから変な自信を付けちゃうんです。私が一番靖子ちゃんのこと好き!みたいな。

ふ   自信ある?

こ   絶対誰にも負けない!だからライブハウスの女の子たちと仲良くなっちゃうと面倒くさいんですよ。
みんなの持ってる"私が一番大森靖子のこと好き"っていう感情とかって、絶対雑念になって怨念になっていくじゃないですか。 家帰ったときに"私の方が好きだな…"って。みんな思うと思う。笑

ふ   笑 あいつあんなこと言ってたけど、まだ甘ぇな。みたいな?

こ   そう。その場では言わないけど。笑 ぜってぇあたしの方が好きだから!って。
だからライブハウスには一人でいたい。それにまた2ちゃんねるで叩かれるのも友達だった人が敵になるのも嫌だし。 ぶつかっちゃいますよね、みんなそれぞれの形で大森靖子が一番だって思ってるから。
も保存してるんですけど、大森さんの真を全部保存してるっていう人もいたりして。 
靖子ちゃんに、「靖子ちゃんってどの角度から見ても可愛いね」って言ったら、「そんなことないよー。二宮とかにこの角度は使わないでとかこの写真はやめてとかすごい言ってるよ」って聞いたから、自分がその写真を保存するときに、靖子ちゃんが気に入ってるかどうかで保存してるんですよ。
これは靖子ちゃん好きじゃないかもしれないって思ったら保存しないんですよ。

ふ   大森さん自身もブサイクな写真は上げないで!って言ってますしね。笑

こ   ファンは好きだから全部保存すると思うんですけど、でも靖子ちゃんがそれを喜ばないかもしれない。
(自分のiPhoneを叩きながら)私は、ちゃんと、厳選した、写真が、2700枚入ってますから!



~そこを抜けた先にまた音楽がある~


ふ   大森さんの音楽についてはどうなんですか? 元々歌詞でガン泣きした思い出もあるそうですし。

こ   やっぱりそこも、私の念が入ってくるんですけど…。

ふ   いいですよ。笑

こ   弾き語りの方が良いとか言う女の子とかいるじゃないですか。私は全部好きなんです。

ふ   打ち込みもあるしバンドもあるし。

こ   弾き語りのときの良さもあるし、今のメジャーでの良さもめちゃくちゃあるし、歌もどんどん上手くなってるし、音楽も綺麗になってるし、どれも好きなんですよ。 弾き語りじゃないとねぇ…っていうのは大森靖子に何を求めてるんだろうって感じです。 
靖子ちゃんの音楽は全部聴きます。文はないって感じですね。

ふ   靖子ちゃが作ったから。

こ   靖子ちゃんの気持ちと思いがあって作ってるので。
だから旦那がいて結婚して幸せになったからそういう曲調になった、っていうのも全然理解できなくて。 でも靖子ちゃんの持ってる黒い部分っていうのはどの曲にも絶対入ってるって私は思ってるんで。

ふ   自分のことをさっき闇属性っておっしゃってましたけど、その黒い部分に共感することが多い?

こ   めちゃくちゃしますね。 基本的に体質が戦闘気質で。私が一番好き!っていうのも戦闘気質だからだと思ってるんですよ。

ふ   トガってますもんね、こちょこぼさん。

こ   靖子ちゃんもトガってるから、そこが面白いんですよ。
あぁ、こういう言い方ありなんだ!私も日常生活でパクろう。みたいな感じに思っちゃうんですよ。洗脳ですよね。

ふ   洗脳、まさに。

こ   仕事行きたくないって思ってても、靖子ちゃんの音楽で行け行け!ってなるんで、そうすると戦闘モードになるというか、絶対頑張ろう、今日もあいつを負かしてやる!みたいになるんです。
そのエンジン、原動力。

ふ   すごいのが、そのエネルギーが四年間色褪せてないってところですね。

こ   そうなんですよ!

ふ   だって自分自身も大森さんも色々変わったところもあるでしょうし、それでもずっと大森さんが好きな気持ちは変わらずにエンジンでいられたというのは。

こ   それがやっぱり靖子ちゃんの凄さじゃないですかねぇ。そうさせてる人間としての魅力。

ふ   場合によっては冷めちゃうパターンもあったかも知れない。

こ   そうなんですよ。メジャーに行ってつまんなくなったとか、よくある話じゃないですか。
メジャーで制限される部分もあると思いますけど、それでもなお惹かれるというか。

ふ   やっぱりメジャーが決まって心配になった部分とかありました?

こ   大丈夫かなぁ傷つかないかなぁみたいには思いました。
でももう今は…間違いないです。メジャーにいっていろんなことをしてくれるんで嬉しいんですよね。ポスターとかメジャーじゃないと付けられなかったりするから。

ふ   あーグッズ的な意味でも。

こ   私、壁一面大森靖子なんですよ。
写真をすごい貼っていて敷き詰めてるんですけど、自分の芸術ってわけでもないですけど、そこの部分にポスターが増えていくので。そういうのすごい嬉しいですね。音楽とは全然関係ないけど…。

ふ   一人暮らしだから部屋中大森さんに出来るわけですか。

こ   今もじわじわ広がってます。
音楽から入ったはずなのに大森靖子っていう人間にいつの間にか魅了されていて、そこを抜けた先にまた音楽がある。そういう感じですね、フィルターを通すというか。

ふ   大森さんのことを知って改めて聴く曲ってまた違ったりしますよね。あのときの発言がこうなって…みたいなものもありますし。

こ   そうですね、そこが面白い。
最初は曲いいなぁって入ってるのに、なぜかどんどんその人間性を調べちゃったわけです。



ふ   こういう話をしてると、みんなそうなんですけど、他のファンの方へのトゲも入ってくるんですよ。
カットするべきかな…って思うところもいっぱいあるんです。でもそれも面白くて。

こ   私も知りたい、みんなのトゲが。
女の子は絶対トゲを持ってる。 絶対そこが一番面白いですよ!
そんでそのトゲ全部へし折ってやりたい。笑

ふ   笑 例えばライブのときはバンドであろうとずっと靖子ちゃんをみているわけですか?

こ   他の人は見れないですね。もったいない!その瞬間に靖子ちゃんが見てたらどうしようって考えたら、ずっと大森靖子しか追ってない感じです。

ふ   じゃあライブに行かないことによって見逃す靖子ちゃんもいるわけじゃないですか。その葛藤とかないんですか?

こ   その葛藤がたぶんこういうこと(重さ)に繋がっちゃう。

ふ   なるほど…拍車をかけるんだ。
ツイッターとかで終わったあと、あのときの靖子ちゃんがどうだったとかこういう行動をしてたとか、そういうタイムラインを見ている私は…?

こ   うあぁぁぁ!ってなる。笑
そんなにライブには行けないけど、"でも私は、好 き だ か ら ! !"みたいな感じになるんですよね。

ふ   刃を研ぎ続けるわけですね…。



〜靖子ちゃんに悪口を言ってるヤツを見るとそいつにリプライを返す〜


こ   毎朝起きて、"大森靖子"でエゴサするんですよ。エゴサって言わないけど。
靖子ちゃんがしているように私も大森靖子で検索していて、靖子ちゃんの悪口を言ってるヤツを見るとそいつにリプライを返す。「お前が死ね」みたいな。笑

ふ   えっ、リプライ送ってるの

こ   鍵アカ持ってるんで。笑
どんだけ悪口言っても、向こうには見えないんですよ。

ふ   …そうか! ……闇深ぇ〜〜!!!

こ   深い深い!笑
「テレビつけたら大森靖子出てた。最悪。消した。」みたいなツイートに「お前も消してやるよ」みたいなのをめっちゃ送ってる!

ふ   トガってる〜!笑

こ   だから靖子ちゃんのこと、一番好き! これで今日も靖子ちゃんを守った!みたいな。笑

ふ   パトロールだ。笑

こ   毎朝パトロールですよ!でも鍵アカで返事するところがズルいですよね。笑
ファンの子とかのツイートを見ちゃうと、そのページに飛んでずーっと漁ったりする。何呟いてんのかなって。



ふ   こんな人…こんな人もうインタビューしないと思う。笑

こ   関わっちゃだめだっ!!危ない。笑

ふ   俺も潰される!笑

こ   でも男の人は対象にならないんですよ!

ふ  あっ、違うんですね。

こ   違います。男の人は…なんか世界が別。 大森靖子に対する見方もたぶん別だと思うし、男の人は女の人に敵意を向けないし。

ふ   まあそうですね。男の人は良かれ悪かれウェルカムな節はありますよね。

こ   女の子は女の子に敵対心を向けるから嫌い。
だからふじーさんに対しても敵対心は全くないです。
仮に「俺が大森靖子のことを一番好きだ」って言われてもうんうんって聞けます。

ふ   でも、「はいはい言ってろ言ってろ」って感じでしょ?笑

こ   うんそうそう!笑 間いない!笑
「あーそうなんですねー」とか言いつつ。私は別のフィールドで戦ってるから。



〜私はサノミヤさんって呼んでるんですけど〜


ふ   大森さんっておっさんと少女が好きで、こちょこぼさんもぶっちゃけもう少女でもないじゃないですか。その枠に入れないことってどう思いますか?

こ   私チャック開けるとおっさん入ってるんです 。女の子がまじで好きすぎて。だからたぶん繋がるので、大丈夫。
靖子ちゃんはたぶん私が45歳以上のおばさんになっても好きでいてくれる。今40歳の人がライブに来ても靖子ちゃんはその人のことを肯定しているから、おっさんでも少女でもないけど、少女にしてくれる。それで認めてくれる。

ふ   あぁー。可愛がってくれることによって少女にしてくれるってことか。

こ   って私は思ってます。ファン愛がすごいから。

ふ   ……そこは真似しないんだ。

こ   ……(小さい声で)無理。 無理無理、絶対無理!
でも靖子ちゃんの前ではずっと謙虚でいたい!

ふ   嫌われちゃうからね。笑

こ   ほんと嫌われたら…! 私の人生は大森靖子と王子様(彼氏)で構成されてるんで、どっちかなくなったら死んじゃ うんですよ。

ふ   彼氏さんは大森さんがめっちゃ好きな私のことを肯定してくれてるわけですよね。

こ   それはもう。もう二宮さん(二宮ユーキ。大森さんの右腕となって活躍する敏腕カメラマン)になってくれてます。
私はサノミヤさんって呼んでるんですけど。

ふ   え、こわ。

こ   「ここでこうやって撮るから、こういう風に手伝ってって」いう要望を、どんなに人がいてもやってくれるんですよ。 

ふ   デートコースが聖地巡りになるわけだ。写真撮りに行こうと。笑

こ   なるなる!「今日ここ行くからー!」みたいな。
ほんと良い人なんです。逆に指示くれるくらいです。靖子ちゃんの写真と比べて「もっと手の位置こうして」みたいな。笑

ふ   ノリノリなんだ。彼氏さんもライブに来たりとかするんですか?

こ   行きたいって言ってるんですけど、行ったことないんですよねぇ、一回も。
靖子ちゃんの曲は私の影響で全部知ってるので、行きたいなぁって。
「私が大森靖子のこと一番好きだ」っていつも言ってます。そう言うと「はいはい、分かった分かった」って。

ふ   たしか長く付き合ってらっしゃるんですよね。ってことはそれを4年も5年も聞かされてるわけ

こ   そうです。

ふ   つらっ。笑

こ   まじ地獄ですよ。笑 家でスるんで。
「順番無視されたりしたんだけど、でも絶対私の方が好きだから安心して?」 って自分に言い聞かせるように。笑
ばい…!超ウケる!笑

ふ   それって誰かに言わないと気が済まないんですかね?自分の中で消化できないと。

こ   あー気が済まないですね!ちょうどその矛先が…。

ふ   サノミヤさんだ。サンドバックになってくれてるんですね。笑
あっ。そういえば付き合ってる途中から大森さんにハマっていったわけでしょ?それってサノミヤさんどうだったの?

こ   最初たぶんドン引きじゃないですかね…笑
この子ヤバくなってきた…みたいな。笑 

ふ   今までそんなのは片鱗も見せずにお付き合いしてきたわけなのに。

こ   普通に、「ライブ行ってくるー」みたいな感じだったのに、「ヤバい子がいてね…」から 「部屋一面大森靖子にするから。」とか。笑

ふ   そうなっていく過程ってサノミヤさんはどう見守ってきたの?

こ   ずっとうんって言ってました。笑

ふ   いいやつかよ!笑



〜永遠は無いから。音楽は残るけど〜


ふ   ちなみに仮の話なんですけど、大森さんが何かのタイミングで音楽活動を辞めますってなった場合ってどうするんですか?

こ   あっでも想像はしていて。
30歳ぐらいで辞めて裏舞台でアイドルに曲提供したりだとかあんまり表に出てこない…っていうような日が来るのを今から覚悟しています。
そのときが来たらたぶんもう私が無理だと思うから、今から30歳までに覚悟しておいて、(本当はもっと長いと思うけど覚悟は早めにしたいから) そのつもりでCDも全部買うし行けるライブには行くしっていう覚悟を…永遠はないから。音楽は残るけど。
大森靖子っていう人は会えなくなっちゃうから、耐える練習をしてる。
それで私の目標は靖子ちゃんが活動を辞めたときに私が撮りためた写真を全部送るんですよ。

ふ   …いや、こわ!笑

こ   全部送る!今まで私がしてきた罪を全部明かす。
「ごめん、靖子ちゃん。でもこれだけ 好きだったっていうことは分かって…汗」って。

ふ   懺悔室みたいな。最後には大森さんすらサンドバッグにして。笑

こ   そんな感じで終わろうと思ってます。自分の中で。
ちょっと写真見てほしい、見て! (携帯を手渡す)

ふ   マジックミラーのポスターじゃないすか!笑

こ   これがほんとにサノミヤさん頑張ってくれて。 日曜日14時にホコ天になった瞬間にギターケースからギターを出して、真ん中に座って撮り始める恥ずかしさ。何してんだっていう。笑


画面いっぱいに並ぶ大森さん風こちょこぼちゃん。


こ 全部見せちゃうと日が暮れる。笑
で、これをプレゼントする。こわ!!笑 

ふ   プレゼントねぇ……。笑

こ   「モリ!ステ」の真似したりだとかした動画とかも。
愛媛に向かうときに、「地元のライブで地元の友達しかこないってダサいじゃないですかー」って動きながら撮ってるところもやってます。旅行で空港行くときにスケジュールに組み込んで。笑
「絶対彼女」で撮ってる、「元気があればー?」ってやつも。私は都合上昼間撮ったんですけど、場所と音声と動きは全く一緒です。

ふ   もうコレクターですよね。たまたまその対象が生きてる人で。






ふ   これで最後になるんですが、インタビューの最後に推し曲をお尋ねしておりまして。

こ   「パーティドレス」、「over the party」、「PINK」の三曲ですかね。

ふ   ちょうどその辺を聴いて惹かれた感じですもんね、時期的に。

こ   本当に一番思い入れがあるのが「over the party」ですね。おばさんにいじめられてたんで。
仕事に行くのにそれを聴いて、覚えて超早口で歌って。CDを なかったので、Yo uTubeで腐るほど
靖子ちゃんと一緒のスピードで歌っちゃうんですよ。
た新宿JAMのときでも一緒に歌ってて。「だね!」って言われて、「歌えます…(泣きながら)」って答えて。ていう思い入れもあるので、原動力になってる曲ではありますね。こいつ殺すみたいな。笑
常にそういう風に思ってるんで。ほんと進化する豚だよなって思いながら聴いてますね。パンクでもポップでもないのに、背中を押される曲ですね。
「パーティドレス」は靖子ちゃんがクラッカーを鳴らしてたんですよね。「パーティが始まるよ…」でパーンと鳴らして。そのクラッカーで恋に落ちたんですよね。そこが始まりだったのかなぁって。

ふ ありがとうございます。それでは本日はこれで…

こ 私を超えたどぎつい人いたら教えてください。修行するんで。笑 

ふ 少年ジャンプかよ。笑