先日に続きまして、今回の更新もインタビュー記事!
今回は、まだ9月に結成が発表されたばかりの新しいバンドにインタビューさせていただきました。

その名も、無敵キャンディ

バンド名でおや、と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、その名の通り「星のカービィ」を始めとした、数多くのゲームに魅せられたバンドマンたちが所属するハイスピードヘンテコポップバンド。

そういう紹介をしてしまうと、なにかパロディバンドかと思われてしまうかも知れませんが、肝心の楽曲のクオリティはインタビューの最初に掲載しているPVから是非。
ゲームへのリスぺクトとオマージュを含みながらも、しっかりロックバンドをしているんです。
このバランス感の妙!


9月に結成を発表して、翌月に初披露を兼ねた企画ライブを成功させたばかりの彼ら。
せっかくなので、その結成秘話から、ゲーム感・ロック感のバランスについてじっくりお話してきました。

長くなってしまったので前後編としております。
音楽が好きでもゲームが好きでも読む価値アリ!

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無敵キャンディ(左から)

ヂ…ヂロウ(Ba)

フ…フウガ(Vo/Gt)

わ…わたかし(Dr/Cho)

な…なる(Syn)

突如現れた謎のカラフル音楽隊「無敵キャンディ」


黄緑ギターボーカル フウガ   黄色シンセの なる 

水色ベースの ヂロウ   ピンクドラム わたかし

の4人が作り出すハイスピードヘンテコポップ!

キミはこのスピードに付いて来られるか!?!?!?

 

2015年9月13日にバンドの情報を解禁。

同日に楽曲「エスパーエントランス」のミュージックビデオを公開。

 

同年10月13日の1st disc「Get Ready!!」リリース企画「冒険日記1ページめ、無敵キャンディ爆誕!」を初ライヴとし活動を開始。

 

ライヴ、楽曲制作はもちろん、映像制作やイベント企画等幅広い活動を予定している。

http://www.mutekicandy.com/


藤…ふじーよしたか(音楽八分目)



藤 まず最初に無敵キャンディの皆さん、担当カラーとか衣装にもこだわってるようなのですが、それぞれ職業がありそうですよね。
それを踏まえて自己紹介をぜひお願いしたいのです。


フ あー!言葉で纏めてないですね…。笑
ギターボーカル、黄緑、リーダーを担当してます、フウガです!宜しくお願いします。


な キーボード、黄色担当、郵便屋さんのなるです!


わ ドラムコーラス、ピンク…提督?わたかしです。


藤 提督!笑


フ リーダー格こっちのがありそうですけど!


ヂ ベース、水色、余計なことを言わない担当のヂロウです。


藤 外見に関しては武闘家的な感じありますよね。ドラクエの。


な 正拳突きやるタイプですね。


ヂ 魔法使えないタイプの。


藤 そうですね、MP無いタイプの。笑


フ これは「星のカービィ スーパーデラックス」で言うところの、ストーンのロッキーを意識してます。


な そのハチマキなんだよね。


http://www.nintendo.co.jp/ds/ykwj/copyhelper/index4h.html

(元ネタはコチラから。ストーンのお助けキャラ。著作権がアレなので画像はちょっと遠慮しときますがそもそもリンクも大丈夫なのか)


藤 あーなるほど!分かります。では、改めてよろしくお願いいたします!






~無敵キャンディの始まり方~



藤 そもそも、無敵キャンディの発足に至ったきっかけをお尋ねしたいんですが、元々はフウガ君主体で動き出したんですか?


フ そうですね。二年くらい前に東京に上京して、前にやっていたバンドの活動をしていたんですけど、それがあんまりうまくいかずに解散してしまい、自分主体のバンドをやりたいなってそこで思ってたんです。

その以前からオワリズム弁慶ってバンドに入ってたんですけど、そこに後から加入したキーボードのなるさんを見て、なんかこの人とバンド組みたいなぁって思ってお誘いしたんです。
でもその時はコンセプトも何一つ決まってなくて、「何も決まってないんですけど、よければ一緒にバンド作りませんか」ということをメールで送ったら、快くOKしてくれて。それで一緒にどんなバンドにするか会議をしたんです。
僕が元々ソロで動画を上げたりするときに使っていた名義の猫道場でやっていた曲の感じをやることになるのかなと思っていたので、和風のジャズとか出来たらいいなって思ってて…。


藤 全然違いますね!


フ そこの話はまぁ適当に終わったものの、どっちもゲーム好きだったので、「ゲームの曲のカバーなんかやりたいよね」っていう話の方がわりと盛り上がって。
色々話していくうちに、これメインにした方がいいだろ!っていう感じで固まってきて。


藤 そこまではずっと二人なんですね。


フ そうです。そこからメンバーを探そうかという話になって、まずなるさんの知り合いのドラマーに…それは元々わたかしさんじゃなかったんです。違うドラマーに声をかけて。
その人も快く受け入れてくれて、まずはその三人でスタジオによく入って。
そのときは曲も特に無かったので、なるさんの持ってきたセッション曲を一緒にやったり、アドリブセッションをしてみたり。
まず人を知るというか、どういうノリなんだろうっていうのをひたすら見る期間が長かったですね。
一旦それでスリーピースになって、ベースを探そうと色んな人をスタジオに招き入れてセッションしてみたりっていうのをやってて。


な 面白かったよね、あれね。

フ しばらく長いこと三人でやってたんですけど、ある時にドラムの人から抜けたいって言われちゃって。


藤 バンドメンバー集めで試行錯誤してしまっていた状態ですもんね。そこから進まなかったから。


フ そうですね。それでまた二人に戻り…結構絶望的な状態だったんですけど…。
歌が歌えて曲が作れるドラマーがいる、っていう話があって、ただその人は今自分のバンドとか色々忙しそうだから、可能性がすごい薄い感じで話を聞いてたんですけど、その人がわたかしさんなわけで。


藤 最初にどこかでその話をわたかしさんに持っていったわけですよね。


フ ある時に下北沢屋根裏のアコースティックイベントに出演しないかって誘われて、そのイベントにアコースティックギターの弾き語りをしていたワタナベタカシさんがいて。


藤 アコースティックギターの弾き語りだった!?笑
そのときに初めてわたかしさんの曲を聴いたわけですか。


フ 初めて聴いて、すっごい変な人だなぁって思って。


一同 笑


フ この人がなるさんの言ってた人だって思って。
そのときにはバンドのイメージが出来ていて、『エスパーエントランス』のテーマが出来上がってたんです。その時点では誘ったドラマーにはそれを叩かせてみるっていう。
それで『エスパーエントランス』を聞かせたんです。でも僕から見たらでもあんまり響いてないように感じたんですよね。


藤 どうだったんですか?実際に初めて聴いてみて。


わ うわ、変な曲だなって。


一同 笑


藤 第一印象似てるな!笑 え、ということはじゃあドラムを聴かないままお誘いしたってことですよね?


フ そうですね!なんならそのライブ見た後に帰って彼がやってたシガテラってバンドをYouTubeで調べて。笑
でもとにかくなるさんのプッシュが凄かったので、凄い人なんだろうなって。笑


藤 そうすると、そのあとはベースになるわけですか。


フ そうですね。僕となるさんはオワリズム弁慶というバンドに所属しているわけなんですけども、そこのリーダーである、ヂロウさん(をメンバーに招くということ)は僕の中で冗談としてあった案なんです。
何故かというと、彼が元々組んでいたLOAっていうバンドでのヂロウさんのベースがまぁ凄まじいんですよ。こんな暴れる人見たことないと。
LOAは東京プログレッシブストームバンドみたいな肩書きなんですけど、それのストームの部分をほぼ担っている人なんじゃないかと。笑 その頃にはヂロウさんもLOAを辞めてしまってるわけなんですけど。


藤 前からヂロウさん案自体は薄っすらあったわけなんですね。


フ こんなヤバい人はいないってなってたので。笑 一番の理想みたいな。
どんなバンドかも分かんないのに誘われたところで快く首を縦に振るわけがないなと思って、自分の中で作戦を決めてたんです。無敵キャンディの始まり方というか。
それが何かというと、≪バンド結成→作曲→音源作成→PV撮影→ライブ企画≫。
それでPVの公開とともに全部情報を解禁する方法でやりますと。録音するスタジオも、ミックスする人も手配はしてありますという話をして。
もうそういう方向で押すしかないなと思って。わたかしさんにもヂロウさんにもそういう感じでお話しさせていただいたんですけど、快くOKして下さいまして。


藤 ヂロウさんも最初にフウガ君のデモを聴いて、どうでした?
オワリズム弁慶として一緒にやってる彼がベーシストとして誘ってくる感じというか。(ヂロウはオワリズム弁慶ではマネージメントの立場)


ヂ 曲ももちろんそうなんですけど、長いメールの文章で誘ってくれたんですね。
何をやろうとしているのかがくっきりしていて、目標がしっかりしてる。
かつ、「ゲームミュージックに近いものをやりたい」という明確なものが、自分の培ってきたものとだいぶ近くて、シンパシーを感じたんです。
この手のことはみんなやりたいけど出来ないだろうと。『エスパーエントランス』なんて早々出来るものじゃないし。やろうとはなかなか思えないですよ。
それで、この子やろうとしてるんだって。じゃああたしやってみようかしら!ってニュアンスで、有難い気持ちで引き受けましたね。


藤 元々ゲームも好きだった過去がおありで。


ヂ そうですね。フウガ君もすごいゲーム好きなんで、バンドとは関係なくそこで共通意識というか、いいなと。一般人に分からないようなネタ振りで、お互いがやり取りできるっていう小さなコミュニティみたいな、そういう集まりですかね。




~これを続けたら成長できそう~



藤 元々フウガ君は歌いたかったんですか?歌手志望というか。


フ 全く無かったです!自分のやりたい曲をやるにあたって、猫道場っていう名義でソロオリジナル曲をYouTubeに上げてたりしたんですけど、これを本気でやっていくぞっていうつもりでもなく、バンド関係とかで僕を知ってくれるときに自己紹介になる動画になればなと思って上げてるんですけど、それって全部インストだったので。
自分のバンドをやろうってなったときに、インストとか自分が歌わないバンドって別になんか何も変わんねーなーって思って、じゃあ歌おうかなと。


藤 でも実際歌ってみてどうですか?初ライブも終えてますけれども。


フ そうですね。全然違った楽しさがあります。
今までバンドのフロントマンっていうのはやったことなくて、「フロントマンがここでこういうことをしている時にサイドでこれをしたら面白いな」っていうパフォーマンスを基盤として考えてたので、それが通用しない。
そういう部分で全く違うものなので、課題になるというか。これを続けたら成長できそうだって思います。




~「壮大なスケールで描かれたドラマチックアクションゲーム」~



藤 さて今作【Get Ready!!】、全5曲とコンパクトかつポップにまとまった一枚だと思うのですが、この曲数は元々決まっていたものなんですか?


フ 曲数がまず決まってて、5曲1000円をまず出そうというのが僕の中であったんです。


藤 なるほど、戦略の一つとして。


フ そうなんです!すごい沢山曲が入っててもいいんですけど、それでもし値段が高くなった場合、少し手に取りにくいかなと。
だからと言って曲数を多くして1000円で出したら、今後出す値段設定とか難しいだろうと思って、とりあえずは5曲1000円で出そうというのは頭にありました。


藤 このアルバム、まずツッコミたいのが、これ帯の…笑


一同 笑


藤 これすごくいいんですよ!この文句!
「広大なスケールで描かれたドラマチックアクション!」
ってこれゲームやん!っていう。笑


わ 完全にCDじゃない。笑


藤 これは誰が考えたんですか?


フ これは僕ですね。笑 すんごい悩んでたんですよこれ。
色々考えてたんですけど、どうしても無難なのが生まれてしまって、よくあるちょっといけ好かないキャッチコピーが出来てしまうんですよ。笑
ゲームっぽくしようと悩んでいるときに、そこにあったPS1の「風のクロノア(door to phantmile)」ってゲームがありまして、そこに「壮大なスケールで描かれたドラマチックアクションゲーム」って書いてあって。笑


ふ まるまるだ…!笑


フ そのとき久々に熱が再来してクロノアをプレイしてたらコレだったので。 これだ!やるしかない!って思って。笑
いざデザインの段階で付けてみて、これいいのか?って思ったけど、バンド全体のイメージとして、これぐらいのこっぱずかしいくらいの方がいいのかなと。


藤 でもこれ僕はすごい好きで。直接言ってはいないけどゲームっぽいし、音楽についてもちゃんとリスペクトというか踏襲してますよと。この分かる人には分かるっていう絶妙さが良いです。



後半に続く!

http://hachibunme.doorblog.jp/archives/46068078.html

フウガ君のゲーム愛が炸裂します。いや、ドット愛と言ったほうがいいのかも。気になるでしょ。続きもぜひ。

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