前回の自主企画からとっくに一年過ぎてしまった。
ご縁があって、再びブログ名義での自主企画、やらせていただくこととなりました。



音楽八分目Presents
 「トーキョーワンダーグラウンド Vol.1 全肯定祝祭」

2015年1月22日(木)
Shibuya TSUTAYA O-nest

開場…18:30 開演…19:00
前売…¥2000 当日…¥2500(+1Drink)

はなし
僕とモンスター
鈴木実貴子ズ(名古屋)
EHONN

あおやぎたかしとひらがなだんぎ(公開インタビュー)
↑(new!)

今回の会場は、数あるライブハウスの中でも抜群に綺麗で素敵な、O-nest!
ホスピタリティは屈指のものだと思っております。 ご飯もおいしい。
http://shibuya-o.com/category/nest
店頭でのチケット発売も開始しております。

他にも、
各バンド様への取り置き
わたくしへのメール(o.hachibunme@gmail.com)
わたくしのツイッターへのリプライ(@fj_pg_yochi)
などなど、あらゆる方法で受け付けております。

フライヤーが出来たよ!

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友人が書いてくれました。
カラーでなくモノクロにこだわって、ならではの書き込みっぷりが深い深い一枚です。



ツイッター上で全てのご出演者を発表させていただきました! さらには公開インタビューまで!ブログ企画らしくなってほくほくです。
下記にまとめておりますゆえ、要チェック!




出演(順不同)


はなし
http://hanashi874.net/




スリーピースバンドの「ビイドロ」。ソロとしては「あおやぎたかしと燃やせコスモ」。様々な名義でその都度編成を変えて独自の音楽を追求するあおやぎたかしという人物。
言葉の使い方、リズム感にとても敏感で、なおかつ大切に愛でているような楽曲の数々。
シンプルなリズムの上で遊んでいるように転がっていく言葉の数々は、彼独自の世界であると思う。

そのあおやぎさんのプロジェクトの中で、今回ご出演をお願いしたのは、【6人組現代型お囃子ダブロック集団】を自負する、はなしというバンド。
今回の企画名の一部、祝祭感を如実に表現してくれる音楽である。
前述した言葉のリズム感を、お囃子に落とし込み、あっという間にライブ会場をお祭り騒ぎにしてくれるであろう。懐かしくて、ワクワクする、あのお祭りの感じ。
しかし、歌詞の節々に宿る批判的な姿勢も見逃せない。ふと自分の胸に飛び込んで鳴り止まない「ことば」がきっとあるはず。それがあなたへの「はなし」。

「あおやぎたかしと燃やせコスモ」以前のソロバンド、「よみかきそろばん」のライブ映像をレコメンドさせていただきました。
【LIVE MV】 よみかきそろばん 「星をとる人」


!追記!


Vo.あおやぎたかし さんにインタビューをさせていただけることとなりました!折角なので転換時間を使ってバースペースにて公開インタビューをしてみる予定です。

題して、「あおやぎたかしとひらがなだんぎ」!
歌詞や楽曲のタイトルにひらがなが多く用いられるのが特徴の一つである、あおやぎさんの歌詞。

タイトルだけピックアップしても、「かいぶつにつぶされるまえに」「このさいやむをえない」、「けむりのなか」、「しらないだけでとけています」、「わたしのことをつらぬいて」、そして「はなし」などなど…。

ひらがなが持っているイメージや、そのひらがなを用いることによって生まれてくる意図について探りたいと思います。日本語って面白い!というようなインタビューに出来るよう、頑張りますっ。




僕とモンスター
http://bokumon.com/




アコースティックギターの弾き語りと、それを彩るエレキギターとの二人組バンド。
二人でも、ドラムがいなくても、バンドだと体現する彼らのライブパフォーマンスはそんじょそこらのいわゆるロックバンドよりも、激しく、熱く、やさしい。
そのライブパフォーマンスに胸を打たれ、アルバムの発売に合わせてインタビューのオファーをさせていただいた。
【INTERVIEW】 僕とモンスター 「かたち」

Vo.Gt.島子の爽やかで温かい歌声と、Gt.ほしおずまなおきの深く広がるサウンドエフェクトやエモーショナルなライブパフォーマンスとのギャップ。これはまさに会場で体感して初めて分かってほしい魅力であると思う。



鈴木実貴子ズ
http://mikikotomikikotomikiko.jimdo.com/



今回名古屋からはるばるご出演していただく、こちらも二人組バンド。
アコースティックギターと歌で弾き語りの活動をしていた鈴木実貴子というシンガーソングライターが、ドラムに高橋いさみを招いた編成。
一枚のデモCDをたまたまディスクユニオンで手に取ったところから全ては始まった。歌の力に一発で惹きこまれて、「外は雨ふり」のレコメンドを書かせていただいた。
【PV】 鈴木実貴子ズ 「外は雨ふり」
正直に生きている、自分のやりたいことを貫いている。そして、何よりもそれが一筋縄ではいっていないところまで伝わってくるのがすごくリアルだった。
やりたいことをやるというのは、楽しいことばかりじゃないし、ムカつくようなことばかりだし、でも!
今回の企画テーマとさせていただいた「全肯定祝祭」のちょっと重めの意味合いを一番表現して下さるバンド。


EHONN
http://ehonnband.blogspot.jp/



変装少年、宇宙探検隊、テングインベーダーズのメンバーが集まり結成された、三人組。
スリーピースバンドながら、楽器編成にこだわらず、メンバー間で入れ替わり立ち代わり楽器を演奏し、幅広い世界観を演出する。その世界観の背景には、Vo.望月の淡くて切ない恋愛模様が。
実話しか書いてないと話す彼の歌詞には、傷ついた人間が登場する。男性でも女性でも、その傷はきっと誰しもがいつか負ったもので、そのかさぶたやら古傷に沁みるような、ぞわぞわした感覚があるはず。
「全肯定祝祭」はそんな傷をも肯定したい。だってそれがなきゃ今のあなたじゃないでしょ?

勝手に書かせてもらったディスクレコメンドから、インタビューまでさせていただくご縁となりました。そうしてさらには自主企画へのご出演まで…。
あわせて、ぜひ。

【INTERVIEW】 EHONN その1 「EHONNの面白さ」
【DISC】 EHONN 「EHONN」



第二回自主企画によせて

ここまでご覧いただいた方、ありがとうございます。
前回の自主企画「眼で聴く八分目」から、「トーキョーワンダーグラウンド」へと企画名を変えさせていただき、ついに開催される運びとなりました。

【まだまだ知られてない、素敵な音楽っていっぱいあるよ!】
というこのブログの趣旨をポップにまとめたのが、今回改めて名づけた企画名です。

第一回のときにも意識しておりましたが、シーンとかジャンルとか雰囲気とか、全く関係のないブッキングをさせていただきました。
このバンドとこのバンドが出るから行く!みたいな相乗効果は全くないでしょう。
ただ、二つだけ共通点があります。


「僕自身がめちゃくちゃ好きな音楽」
「全肯定祝祭」



第一回のブッキングテーマは「ライブ感と歌心」でした。
今回は「全肯定祝祭」と銘打って、その言葉にこだわって声をかけさせていただきました。
音楽が好きな人、なかでもライブハウスにまで足を運んでしまう人というのは、本当に様々な種類の人がおりますが、そういう人たちの闇も光もまるっと全肯定してしまいたいというテーマです。

音楽って楽しいものばかりじゃないのです。
何か心かき乱すような、ポップな心持ちではいられない音楽も沢山あります。
楽しかったー!だけじゃない感想を持って帰ってほしい。そしてせっかくならばポジティブなものを。

それで、いい。それでも、いい。

俺はこんなもんじゃない。私はもっと何か出来るはず。自分がダメすぎて嫌になる。
楽しいものばかりじゃないのは、生活やそれに伴う思想も一緒。でも、こういう素敵な音楽が響く環境で、あなたのことを応援したい。いや、そんな大きなことではなくて、背中をさするくらいのことができれば。

それで、いい。それでも、いい。

こんな意味合いを込めたイベントです。
ここまで読んで下さったあなたとお会いできるのを、本当に楽しみにしております。


ふじーよしたか
(音楽八分目/Ongaku Wankosoba)
Mail…o.hachibunme@gmail.com
Twitter…@fj_pg_yochi
http://hachibunme.doorblog.jp/
http://o-wankosoba.tumblr.com/