今回は東亜優という女性のソロプロジェクトによるバンド「アユイロメガネ」
変幻自在さと感情的な歌心について。

1曲だけでは伝えきれなさそうなので、2曲のライブ動画でご紹介!



Vo./Gt.東 亜優のソロプロジェクト、「アユイロメガネ」というバンドをご紹介。


ソロプロジェクトということで、他の楽器は全てサポートの人たちがライブのたびに入れ替わり立ち代わり。
その面々によって2人のアコースティックスタイルから5人編成のバンドスタイルまで幅広いレンジで活動中。
その特殊な活動ゆえ、サポートの面々によって、同じ楽曲を演奏しても違ったカラーを見せるのが特徴のひとつか。

作詞・作曲はもちろん彼女一人で担当しているのだけれど、個人的に彼女の音楽には一筋縄ではいかない変幻自在さを感じている。
楽曲の中にもうすでにいろいろなカラーが存在しているのである。カラフル!


現在バンド名義での音源が無い状態なので、ライブ動画で。

「こわい」





いやはや、こわい!
叩きつけるようなイントロから始まったかと思いきや、感情を爆発させるかのようなサビ。
さらに中盤になると不穏な疑似バラード。疑似、とわざわざ書き加えたくなるくらい僅かな時間であっという間に加速してサビに到達するなんとも極端な曲展開。女性が歌うというのも雰囲気が増す一因かも知れない。
これに振り回されるのが楽しい。こわいけれども。
後半の加速していくシーンになると、子供のころ、ジェットコースターに乗って楽しむも、レールが途切れてることに気づいたのも遅く、地面に激突する瞬間に目が覚めたという結構トラウマな夢を見たという自分の思い出をいちいち思い出すというのはまた別のお話。

変幻自在さ、一曲の中でもなんとなくお分かりいただけただろうか。


せっかくなのでもう一曲。
「これっぽっち」





せっかくなので違うライブで、今度は一転してスケールの大きめなバラードを。
足りないということをちゃんと感じ取って、いやなものはいやと意思表示をする。欲張りであることの肯定と肯定してしまったことへの憤りがせめぎ合っているようである。
葛藤をしていながらも、言わずにはいられないような感情の起伏をサビで感じとることができる。

彼女のもうひとつの魅力に、感情と歌が一緒になって歌われているというところを挙げたい。
俗に言う「エモい」ってやつ。
歌詞をひとつのメッセージとして伝えるのはなかなか難しく、ストレート過ぎても興ざめするという意見もあるし、抽象的過ぎるのも人を選ぶ。
「これっぽっち」に関しては、メロディが耳に残るキャッチーさを持っているのはもちろん、私的な歌詞に感情が乗っかって歌われ、当事者でもなんでもないのにどこか共感してしまう。
彼女を慰めるようなギターソロも素敵。


そんな変幻自在さと、歌心。兼ね備えているアーティストは今まで見てきたなかでもあまりいないなと思ったので、記事にさせてもらいました。
ちなみに冒頭でバンド名義での音源が無いと書いたけれども、前身バンド「イロメガネ」の音源は発売中。
3曲名曲揃いで、こっちをレコメンドしてもよかったくらいだけれど、今現在とこれからに期待ということでこのような形に。

アユイロメガネ名義の音源に期待を添えたところで、とりあえず今回のところは。

また記事にしたいバンド。