音楽八分目

邦楽インディーズレコメンドブログ!のつもりが好きなアーティストにインタビューしまくるメディアになりつつあります。

インディーズを中心におすすめ音源を更新するタンブラーもやっております。
「Ongaku Wankosoba」
http://o-wankosoba.tumblr.com/

2012年09月

【DISC】 3markets(株) 「売れないバンドマン」

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華やかなステージの上の姿、そこに至るまでの数え切れない苦労やら葛藤やら。
決して華やかなだけの職業ではない、バンドマンという姿をあられもなく晒した一曲。

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【DISC】 FoZZtone 「from the NEW WORLD」について

前代未聞のオーダーメイドアルバムというシステムがあった。FoZZtoneというバンドの企画である。

あらかじめ用意された曲の中から、自分で曲順を選んで完成させる画期的なアルバム。
現在「from the INNER KINGDOM」という二枚目も企画・発売され、販売終了となっている。

今回はその一枚目のアルバム「from the NEW WORLD」について、自分のコンセプトを振り返りつつ、メモがてら残していきたいと思う。
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【DISC】 大森靖子 「PINK」より「パーティドレス」

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激情派とはよく言ったもので、最初の印象から彼女を表現するにはうってつけの言葉である。
ただ、彼女の魅力はきっとそこだけではない。

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【DISC】 井乃頭蓄音団 「親が泣く LIVE at 下北沢GARDEN 29 Feb.2012」


CDの魅力を超えられないアーティストが多い。
のっけから変な意見で申し訳ない。でも事実だと思う。

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【DISC】 中村一義 アルバム「対音楽」より「歓喜のうた」

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中村一義デビュー15周年おめでとう!

文字通り満を持して2012年7月に発売されたニューアルバム「対音楽」。
中村一義にとっての音楽人生の基盤となったクラシックから、さらに想いの深い作曲家、ベートーベンを根源に作成されたコンセプトアルバム。
9+1曲で構成された今回のアルバムは、ベートーベンの9つの交響曲をモチーフに使用された(+1曲はピアノソナタがモチーフ)、まさにベートーベンへの愛やクラシックへの感謝が詰まったものとなっている。


アルバムのクライマックスに「歓喜のうた」(対ベートーベン交響曲第九番)という曲が入っているのだが、このアルバム中で私が最も感銘を受けた部分があったので、今回はこの曲に注目して書く。

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